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フィードが終わらないように設計されている理由

talavo より5 分で読める

かつて、ほとんどのものには終わりがありました。新聞には最後のページがありました。テレビ局は放送を終了しました。アルバムは最後の曲が終わり、針が上がりました。やめると決める必要はありませんでした。やっていたこと自体が勝手に止まり、判断をあなたに返してくれたからです。

無限フィードは、そのすべてを静かに取り除きました。これはSNSアプリや動画アプリ、ニュースアプリの欠陥ではありません。中心となる設計上の選択であり、まさに意図どおりに機能しています。

底なしのスクロールが置き換えたもの

フィードが登場する前、コンテンツには輪郭のある単位がありました。ページをめくれば、いつかは尽きました。朝刊は一度だけ印刷される、決まった量のニュースでした。番組にはエピソードがあり、エピソードには放送時間がありました。誰かが褒めたたえるような機能ではありません。ただのメディアの形であり、その形にはゴールラインが含まれていたのです。

そのゴールラインは、確かな役割を果たしていました。ゴールラインとは、何もあなたを前へ引っ張らない瞬間です。だから自分の気分に気づき、時計を確認し、しばしば別のことをしようと選びます。底なしのスクロールは、その瞬間を消し去ります。たどり着く最後のページも、置いておく朝刊も、流れるエンドロールもありません。「次」の供給は事実上無限なので、やめる合図は決して訪れないのです。

続けさせる仕組み

フィードはひとつのトリックではありません。やめる理由をひとつずつ取り除く、小さな設計上の判断の積み重ねです。それらが合わさると、その場で抗うのは難しくなります。

  • やめる合図がない。 最後にたどり着く前に次のコンテンツが読み込まれるので、底が見えることはありません。かつて「終わり」を告げていたものが、設計によって取り除かれています。
  • 自動再生と自動読み込み。 頼まなくても、次のアイテムが始まったり現れたりします。続けることがデフォルトで、やめることのほうがあなたが起こすべき行動になっています。
  • 予測できない報酬。 ほとんどのアイテムはすぐに忘れるものですが、ときどき本当に良いものがあり、どれがそうかは予測できません。予測できない見返りは確実な見返りより強く人を惹きつけます。スロットマシンが機能するのと同じパターンです。
  • 小さな単位。 投稿やクリップはどれも短く、あと1本は無料のように感じられます。続けるコストはいつもごく小さく見えます。その小さなコストを100回払った後でさえも。

どれも、あなたが弱いとか愚かだということを前提にしていません。どの瞬間を切り取っても、続けることが合理的な選択になるように設計されているのです。問題は、「ひとつの瞬間」など存在しないことです。あるのは次の瞬間だけで、その次の瞬間も同じように作られています。

なぜ意志の力では勝てないのか

スクロールを自制心の問題として捉え、もう少し決意が固ければ解決すると考えたくなります。その捉え方は耳に心地よいのですが、間違っています。一方には、何百万人もの人を計測し、観続けさせるものへと調整を重ねたシステムがあります。もう一方には、長い1日の終わりに疲れていることも多い、ひとりの人間が、スワイプごとに判断しているのです。

これは公平な勝負ではありませんし、公平であることも意図されていません。フィードは、あなたに毎回負けてもらう必要はありません。意図しているより少しだけ多く負けてもらい、そのスワイプひとつひとつが自分の自由な選択だったと感じてもらえばいいのです。意志の力は限りある資源で、1日が進むにつれて消耗します。システムは疲れません。毎晩それに抗い勝とうという計画は、ゆっくり負ける計画です。

現実的な抜け道

フィードに抗うことが確実に失敗するなら、正直な選択は、抵抗に頼るのをやめることです。効果が続く対策は構造的なものです。抗う対象のフィードがそもそも存在しないように、環境を変えるのです。ページから取り除かれた底なしのスクロールに、引きずり込まれることはありません。

実際には、周りに並ぶおすすめの壁ではなく、目的としていたものだけを観るということです。それがtalavoの考え方です。iPhoneとiPad向けの無料で気が散らない動画ブラウザで、禅モードがShorts、コメント、コミュニティ投稿を非表示にします(広告もブロックし、ブラウジングデータは収集しません)。フィードがなくなれば動画は終わり、自然なやめどきがひとりでに戻ってきます。もっと広い視点で知りたいならアルゴリズムに選ばせるのをやめるを、より詳しくはShortsがやめられない理由をご覧ください。

毎晩フィードとの戦いに勝つ必要はありません。戦いが起きないようにページを変えればいいのです。そうすれば動画はただの動画になり、終わりを迎え、あの昔ながらの役に立つ瞬間が戻ってきます。何もあなたを前へ引っ張らず、次に何をするかは自分で決められる瞬間です。